毛皮用のウサギは穴ウサギと呼ばれる家畜化した家ウサギを
さらに改良したものです。
種類としては毛足の長い「アンゴラ種」、刺し毛が退化した綿毛(わたげ)だけの「レッキス種」、「チンチラ種」、「日本種」等があり、毛色の種類毎に名称が付けられています。
 
〈代表例〉
シロウサギ(白色)・チンチラウサギ(灰青色)・ゴマウサギ(灰褐色)・
ゴールウサギ(淡褐色・ベージュ色)・黒ウサギ(黒色・黒褐色)・
ブチウサギ(上記各色の一部に異なる色が混じっているもの)


 
●綿毛(わたげ)が厚く密生しているため、保温性があります。
●刺し毛が非常に柔らかく、滑らかな風合いです。
●肉食動物の毛皮に比べて軽量です。
●染色が容易なため、様々な色を出せます。
●比較的に安価なため利用範囲が広いです。


 
●毛が細くて柔らかいため、摩擦作用によって毛抜けが生じたり、
刺し毛が折れたり切れたりしやすいです。
●ミンクやフォックス等の肉食動物よりも耐久性が低いです。
●湿気・光(紫外線)・熱等に弱く、変色や硬化等をおこしやすいです。
●香水が付着すると臭いが強くしみつきやすく、そのまま放置すると変色しやすいです。
●繊維製品に比べクリーニング代が高価です。




 
○刺し毛が折れたり切れたりするのを解消する加工として、
 「刈毛(シェアード)加工」=刺し毛を短くカットする
 「抜き毛加工」=刺し毛だけを抜いて綿毛だけにする
 などがあります。
○フランス語の『ラパン』も一般的になってきています。
○通常のクリ−ニングでは損傷を受けます。毛皮・皮革専門のクリ−ニング店に出して下さい。