木材パルプを原料として、酢酸を化学的に結合させて酢酸セルロースとし、これを繊維にしたものです。
このセルロースの方が再生繊維の部分で酢酸の方が合成の部分になり、半合成繊維に分類されます。
繊維の性質も植物繊維と合成繊維の性質をあわせ持っています。
トリアセテートはアセテートより酢酸がたくさん結合されている(酢化度が高い)ので、より合成繊維に近い性質を持っています。                  


 
・保温性があります。
・さらっとした感触です。         
・ふっくらした風合いがあります。
・発色性が良好です。


 
アセテート/トリアセテートの染色に使用される染料は、大気中の酸化窒素ガスで変色し易い性質があります。

 
酸化窒素ガスは自動車の排ガス・石油ストーブの燃焼ガス・都市ガスの燃焼ガス・工場排ガスなどに含まれており、大気中に大量に存在することは稀です。しかし、最近の住環境やライフスタイルの変化も手伝って住宅が密閉状態におかれ易くなったことから、酸化窒素ガスが大量に存在し易い傾向にあります。
アセテート・トリアセテートはアセトンで溶ける性質があります。
マニキュアの除光液など、アセトンを含むものをつけると繊維が溶けてしまいます。それによって穴が開いた状態になる事もあります。