衣類の染色には、染料と顔料が使用されます。染料は繊維の中に入り込んで化学的に繊維と結びつく事ができますが、顔料はそれ自体では繊維と結びつく事が出来ません。
そのため樹脂と熱により繊維に固着させる方法で染色されます。
顔料は繊維の中まで入り込む事が出来ないため繊維の表面に固着した状態となっています。
そのため繊維の中は染まらずに白い状態です。
顔料はこのような状態で染まっているため、着用やクリーニング等の物理的・化学的作用によって繊維から顔料が脱落したり、摩擦作用によって毛羽立ち、染まっていない中の繊維が表面に見える事で白く見える事があります。(図1〜3)
また、それが顔料の特徴でもあるので、その特徴を生かして製品洗い加工によるムラ感を出したものや、着用していくうちに徐々に顔料が脱落し、味がある色合いになる事を目的にした製品が多いです。

       図1:顔料脱落部分

       図2:顔料脱落部分

        図3:正常部

 
・摩擦作用により色が移りやすいので、
白や淡色との組み合わせは避けましょう。

・摩擦作用により白化する事があります。
バッグなどによる過度の摩擦作用には注意しましょう。
 

・シミが付いた際のもみ洗いは避けましょう。

・洗濯機で洗うと他の被洗物との摩擦作用により白い線状に白化が生じる事があります。水洗い可能なものは手洗いで押し洗いがお勧めです。