フロック加工はフロッキー加工・電着加工ともいい、生地の表面に予め接着剤を塗布し、その後に静電気を帯電させる事によって0.5〜2mm程度の長さの繊維の毛羽を垂直の状態で接着させる加工方法です。(図3参照)

ビロードに似た表面感となります。

プリントのように柄状に部分的に植毛したものは、フロックプリントまたは電着捺染といいます。

繊維の毛羽には、主にナイロンやレーヨンが使用される事が多いです。

  ◆図1:フロック加工の生地

  ◆図2:図1の拡大写真

 
●摩擦作用が加わると、毛並みの乱れや毛羽の脱落が生じる事があります。
 →着用時のバッグ等との摩擦作用に注意しましょう。

●圧力+温度+湿度により毛羽が倒れてねてしまう事があります。
 →長時間椅子に座る事や正座は避けましょう。

●繊維の毛羽(組成表示では「パイル」または「フロック」など)の繊維がレーヨンの場合は、雨等により水ジミ(ウォータースポット)生じる事があります。
 →雨の日の着用は出来るだけ避けましょう。
 
  

手洗い表示の場合は、もみ洗いや乾燥機による乾燥は避けましょう。

また、水洗い禁止のものを水洗いするとパイルが脱落する事があります。
→表示通りの取り扱いをしましょう。

◆図3:加工方法