衣類の素材
水がはねた所が白くなった。(図1)

           図1


雨に濡れて色が濃くなった。(図2.3)

          図2

          図3

雨にあたったらシミになった(図4)

          図4




一般に「ウォータースポット(水ジミ)」と呼ばれるものです。

          図5

          図6

 
ウォータースポットは、水の付着により繊維自体が膨潤したり(図5)、糸の撚りが戻ったり(図6)、毛並が乱れたりする事(図7)により、光の反射が均一でなくなりシミのように見える現象です。
特にカシミヤ等の獣毛や絹・レーヨン等の光沢感のあるものに生じ易い現象です。

<図の解説>
●図5:水滴が付着する→水がしみ込むと繊維が膨らむ→繊維はやがて乾くが、糸の膨らんだ状態は元には戻らず、シミのように見える。 

●図6:毛足のある毛並が一方向に揃った生地に水滴が付着する→水がしみ込み毛が起き上がる→毛並の乱れによりシミのように見える。

●図7: 強撚糸に水滴が付着する→水がしみ込むと撚りが戻る→繊維はやがて乾くが、撚りが戻ったところは完全には元の状態には戻らず、シミのように見える。
 
          図7

素材特性上、ある程度やむを得ない現象です。

雨の日の着用には気をつけましょう。

ウォータースポットが生じた場合は、水洗い表示のものは水洗いする事でほぼ除去が可能です。

また水洗い禁止のものについては、クリーニング業者に水ジミである事を伝え、処理を依頼される事をお勧めします。

カシミヤ・レーヨン・絹などの素材で毛並や光沢のあるものです。