衣類の素材
アンゴラ混のセーターを着ていたら、セーターの毛が一緒に着用していたものに付く。

図1

図2

図3

白いカーディガンを着ていたら、インナーの黒いカットソーに白い毛が付いた。




アンゴラ混のコートを着ていたら、バッグに毛が付いた。





アンゴラ繊維の毛抜けという現象です。

図2・3は毛抜けのし易さをみる試験に
用いたセロテープに付着した繊維を
光学顕微鏡で見たものです。

殆どがアンゴラ繊維である事がわかります。



 
アンゴラは暖かみのある表面感や風合いなどが特長です。

反面、アンゴラは繊維表面のスケールが少なく、
繊維が細く(12〜15μ)、繊維自体に羊毛のような
捲縮(クリンプ)がないため、滑りやすく
毛抜けが生じ易い性質があります。(図4)
 
図4

防ぐ事は出来ません。
一緒に着用しているものに抜けた毛が付着した場合は、
ブラシやテープ等での除去をお勧めします。
(目立たない部分で変化がないか確認してから行って下さい)

毛足のあるコート類等の場合は、
クリーニングやブラッシングで遊び毛を
ある程度除去する方法もあります。

アンゴラ繊維の混用されるものです。